
💡資格試験で重要なのはこの「過去問」です。
この第三種電気主任技術者試験においても同じです。
私基準で勝手に評価し、いくつか過去問を紹介します。
参考にしていただけたら幸いです。
電験三種の参考書については以下の記事を参考にしてください。
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【2022年度版】電験三種おすすめ参考書・テキスト
💡電験三種のテキストを紹介します。電験三種のテキストで重要なのは中身のレベルです。初学者に ...
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①電験三種過去問題集(電気書院)
オススメ度★★★★☆
電験三種過去問題集の定番です。
あまりの厚みとその色から「電話帳」と呼ばれているものです。
電験三種の過去問題集といえばこれ。私もこの過去問を使用していました。
メリット
①この過去問題集は左側が問題、右側が解説となっており、学習がしやすい仕様になっています。「解答は別冊」方式と比較すると、非常にやりやすいと感じます。
②解説が充実しています。右ページに2列にわたってぎっしり解説が書かれており、解説を読むだけでも勉強になります。
デメリット
①重いです。重いし大きいです。図書館などや喫茶店で勉強するような方はこれをカバンに詰めると非常に重くなります。4科目の過去問が一冊に詰まっている為、「今日は理論を勉強するぞ」といってもこの電話帳を持っていくことになります。
②学習が早い人はきっと10年分では物足りなさを感じます。確実に合格を目指す方、確かな力をつけたい人は「あともう5年、、」と思うかもしれません。
②みんなが欲しかった!電験三種の10年過去問題集(TAC)
オススメ度★★★★☆
TAC社から出ている電験三種の過去問です。
前述の電験三種過去問題集同様に一冊に10年分の過去問が収録されています。
この色にこのサイズ、決まりでもあるのかと思うくらい同じフォルムです。
ですが、違いもあります。
TACから出版されている参考書同様に、問題集と各科目の解答集の5冊に分冊する事ができます。
電気書院で出ている過去問題集のように見開きで問題と回答を見ることはできませんが、分冊することで持ち運びには便利です。
メリット
①問題集と各科目の解答集の5冊に分冊ができ、持ち運びが便利です。
②各問題に【重要度】【難易度】が明示されており、問題を解く上での指標になります。
③解説も十分丁寧に記載されています。
デメリット
①前述の参考書同様、余裕がある方は10年分では少し物足りないと感じるかもしれません。
③電験三種過去問マスタ(電気書院)
オススメ度★★★★★
電気書院から出ている過去問題集です。
先程の電験三種過去問題集と違い、各科目ごとに過去問がまとめられています。
メリット
①科目ごとに過去問題集が出版されており持ち運びが便利。一般的な参考書と同じサイズ感です。
②科目の中のさらに単元ごとに過去問がまとめられている為、同じ単元の違う年の問題を解くことで理解を深めることができます。
単元もおおよそ参考書の学習順と同じにまとめられています。
デメリット
①値段が高い。4つ揃えるとそこそこの値段になります。
②過去問は出題年順でまとめられているわけでは無いので、試験を想定した実践的な学習はしづらい